それでも私は図書館を授業で使います
昨年度までいらっしゃった,切替司書教諭(図書館司書→司書教諭になった方,要は図 書館のプロ)が異動になったので,今年度は私を含めた素人集団(要は図書部という分掌ですな)で図書館を運営しなければならない.しかし,プロにしかでき ないことは幾ら頑張ってもできないので,定時制の学校司書の方と,過去に学校図書館で司書をされていた方(他分掌)が協力していただけることになった.
図書館司書が居ないと困るのは,生徒へのレファレンスサービスができなくなるということだ.例えば授業時間中に図書館を使う場合にレファレンスをす る人がいない.それは,例えば授業を担当する教員が自分の専門性に沿った本くらいのレファレンスができるようでなければ図書館を活用した授業は出来ないこ とを意味する.一番困るのは昼休みと放課後.図書館全体のレファレンスに対応できる人が居なければ,図書館を使った情報活用にブレーキがかかるし,問い合 わせを受け付けられないという目で見れば,図書館のニーズを把握できなくなるということによって,利用者のニーズから外れた図書館になっていく.そうなっ た図書館は,集客力を失うわけだから,寂れてしまういく可能性も出てくるのではないか,と危惧する.「本があるだけでは図書館ではなかったんだね」などと 思ったところでもう遅い,とうことにならないためにも,専任の学校図書館司書は必要である.
学校にとって,図書館は情報が集まる場所であり,過去からの「知」が蓄積されている場所であり,図書館司書が情報を提供することによって情報の発信 地にもなれるし,そう考えると情報利活用の拠点として申し分ない施設である.そのような意味で,私はこれからも情報の授業で図書館を活用した授業を取り入 れていくつもりだ.
今年は,授業時間帯には司書教諭が図書館に居ないだろうから,2年生の情報の授業で図書館利用ガイダンスを行う.ついでに目当ての本が学校の図書館 に無かった場合,よそのどの図書館にあるのかをウェブを使って検索するプリントを今年は作って,蔵書検索方法が生徒の手元に残るよう工夫する予定.
ちなみに今日は土日に出勤した分の振り替え休日.髪でも切って新学期のスタートを切ることにしよう.