インターネットの特性を理解しよう

読売新聞を見ると,最近~この1年くらいの連載でも

が掲載されています.連載を企画している人たちはどのような思いで記事を書いているのか,ちょっと興味があるところです.連載記事になるくらいなので,世の中に対して何かしらの危機感を感じているのだろうかと思います.

本校でも「情報」の時間がありますのでこのようなテーマを扱うことがありますが,やはり生徒がきちんと理解するためにはたかだか2単位の高校の情報の時間でどうにかなるというようなことでもない気がしています.

どのようにインターネットを使うのか,という議論は道徳の時間やホームルームそして家庭でもできます.例えば,インターネット上のウェブサイトへ手軽に接続できるケータイ端末を買い与える際には親がきちんと使い方など子どもと議論して料金上の制限やフィルタリングサービスなどを利用するしないを選択するなど子どものケータイ利用をコントロールすることができますし,その機会にインターネットとの付き合い方を話し合うことができます.通信料をバイトして払うから自由に使わせてくれ,はいそうですかわかりました,としてしまっては教育の機会を逃すというものです.

その一方で,たとえば私は情報の担当教員ですので,情報の授業で扱える内容はどのようなものがあるかを考えてみます.

  • インターネットとはどのような特性をもつメディアなのか
  • 最近起こっているさまざまな事件等ではどのような特性が利用されたのか
  • 例えばネットいじめでは,情報はどのような場所で広まり利用されたのか.直接受けるいじめとの違いは何か

など,インターネットの技術的なしくみやメディア特性そしてコミュニケーションの方法から迫ることができるかもしれません.実際,本年度の授業で触れる場面はありました.教科の活動ですので,対症療法的なアプローチではなく,しくみをふまえてネット上で起こっていることの分析や考察ができるように指導したいと思っています.これは今年度は中途半端に終わってしまった部分なので,来年度はしっかりできれば,と思っています.

インターネットはとても便利なメディアです.ですが,親や教師が十分に知識をもって子どもを指導できなければ,インターネット上でトラブルが起こっても「たいへんだ,たいへんだ」としか言えなくなります.

自転車の運転の仕方やお店での買い物の仕方,電車やバスの乗り方や礼儀作法などを子どもに教えるのと同じように,インターネットを自分の便利のために活用できるようになるための知識を親や教師が与えていけば,子どもは自ら考え適切な行動を取ることができるようになるのではないでしょうか.そのきっかけとして上記の連載記事を活用できたらいいのかな,と思いました.

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