ジョーシン07

台風の日だから引きこもってようかな,と思いましたけれどもまぁいいや,とりあえず行くか.情報処理学会の会員ではないけれど.

ということで,高田馬場へ.

テーマは教員養成ということで,高校側としては何ができるんかいな,ということを考えてみようと思っていたので,まーとりあえず聞いてみよう,というかんじ.

教員養成をされている立場の大学教員は,ともかく情報科教員の実情と,教員採用の状況が気になるらしい.それは,もっともな話ですなぁ.

情報の教員はコンピュータまわりの整備からネットワークの管理そしてウェブサイトの管理まで任されている人も多く,負担が大きい.でも,それを解決するにはそれ専任で関わってくれる人材が必要だよね,国はどう支援するんだろうね,みたいな話が出た.ほんと,どう支援するんだろうね.楽しみ楽しみ(期待しない目).

採用の面では,やはり情報科の免許だけで採用試験を受験できるようでなければならないだろう.まぁ,教科だからね.例えば東京都は数学や理科を持っていないと情報科教員として採用にならないのですが,私も科目履修生をやりながら数学の免許を取って採用試験を受けたのです.これは非常に大きな負担.これで採用のチャンスを逃した人は大勢いるしね.

おっと,愚痴ばっかりのレポートになってますね,教員養成どうするか,という話もきちんと出ましたよ.

取り上げるべきポイントは「高大連携して教員養成」じゃなかったかしら.普通の授業を情報科教員を目指す学生に見学させる.

私個人としては見学だけでもったいない.やっぱり研究協議で意見をたたかわせなくちゃ!その場では言えなかったけれども,たとえば授業見学スタンプラリーを実施するとか.提携する高校の授業を1か月で10校まわらせる.で,研究協議までちゃ~んとやったら,高校の教員にスタンプ押してもらうの.授業中にしゃべるとかとんでもない学生は,その場でカード取り上げでゲームオーバー.スタンプ全部埋めて,報告レポートを提出することが単位修得の条件,みたいにしても面白いかな.それぞれの学校から年間指導計画をもらってきて,どのような背景知識が扱われているのかをまとめてみると,教員として勉強しないといけない分野もリアルに見えてくるかも.

それはさておき,実際に大学生を受け入れて教員養成をされている事例も聴くことができました.長期休業期間で短期集中的に鍛える話は,とても興味深かった.これでさらに教育実習をやれば,1週間スパンでのお仕事もちゃんと意識できるってわけね.これはアイデアですな.

とはいえ現実的に(というか基本的には)教育実習をいかにして充実させるか,ということを考えなくてはいかんのだと思うのですが,それについても年間指導計画を意識した授業を考えてもらったり,4観点を反映させた授業内容を考えさせているというご発表があった.適当に実習を済ませる学校もあるなか,熱心なご指導で大変素晴らしいと思います.

ちなみに私は,教育政策研究所の例の書式だと,盛り込む情報量が少なすぎると思っているので(実際,私はそれを見てリアルな授業の様子は思い浮かばない),自分が教育実習を担当するのだとしたらひとまず実践しようとしている授業の台本をきっちり書いてもらって,台本のどの部分では生徒に何を提供し,どんな反応を期待するのか,というのをきっちり書かせるのもアリかな.と思っています.学生がそれなりにリアルに授業内容を考えているか,単なる空想なのかが一発でわかるんじゃないかな.まーいーや,戯言ですのでご勘弁を.

で,ひととおり拝聴してですな,じゃー私は何ができるの?ということで考えれば,

ぐらいでしょうかね.

会の終了後,台風の影響で荒れ気味の中,とっとと帰宅.参加された方々,お疲れ様でした.

質疑応答の時間が超少ないのが残念であったけれども,ボリュームからして致し方ない,と思いましょう.

  1. VX より:

    苦労様でした。帰りは台風のピークでしたね。

    アイデアを取り上げていただきましてありがとうございます。
    高校生と教職を目指す学生を「教育の場」で結びつけるには、先生のご意見のように、いろいろな方法があると思います。教員を目指す学生の意欲と資質を高めるため、3年次から現場を見させる必要があると思います。
    なんらかの形での実現を。田崎先生のパワーに期待しています。

  2. TASAKI より:

    VXさん,ご発表ありがとうございました.教員養成にかける思いが,ひしひしと伝わってきました.

    少なくとも3年次から,というのは本当によくわかります.特に教育学部では,附属高校と連携してどんどん授業を見せているところもあるのですよね.質の高い教員を養成するためにはトレーニングを十分にやらんと,ですね.

    私なんぞが何できる・・・ということもあるでしょうが,協力できるところは協力し,企画できるところは企画してみたいと思います.スタンプラリーなんかは研究会レベルで企画を立ち上げても良いですよね.大学の教員諸氏が何校も提携校を発掘するのは大変でしょうし.

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