ブログがジャーナリズムを変える
湯川 鶴章 :「ブログがジャーナリズムを変える」(NTT出版,2006年7月)
単純なことである.人々は,「情報」に注目するし,「情報源」に集まるのだ.今日では,ブログの登場によってプロの記者ではない人々も情報を発信するようになり,その意味ではマスメディア側が情報を独占・一方的に提供し,受け取り側が「ほーそうですか」というだけの時代はもう終わってしまったのだ.ただ,インターネット上の情報は,有用なものであれそうでないものであれ「点在」しているのが基本.点在する情報をいかに集め,「情報のハブ」としての価値を高めて多くの注目を集めるか,そこにブログがどう活用されていくのか.マスメディアとの住み分けは?など考える材料が豊富な本である.