学習指導要領解説
新しい学習指導要領が出てしばらく経ちまして、高等学校の学習指導要領解説が着々と揃ってきています。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/1282000.htm
ちょくちょくチェックして、「情報」が出てくることを待っていますが、今日の段階ではまだですね。
で、解説を読むとき、私はどのような反応を示すのだろう。多分、「従来」との比較をするのかな。ここで、ちょっと思う。
「従来」と比較して良いことと悪いことがある。
「従来」と比較すべきことは、旧カリキュラムとの比較。結局、新カリでは何を教えるのだろうか。旧カリとの扱いと変わっているところがあるとすれば、それは何かということをはっきりさせること。
「従来」と比較すべきではないことは、これまで自分がやっていた授業との比較。今回の改訂は、情報科に限れば大きな変更である。多くの学校が設置していた「情報A」は無くなり、その内容は新科目の学習に織り込まれるわけだ。つまり、授業を作りなおすぐらいの気持ちで新カリに移行できるか。そのためには、これまでの常識と考えていたことははいったん捨てないと。
たとえば、現行のカリキュラムでもパソコンの使い方を教えるのが情報の授業ではないのだよ、という類のメッセージがこれまでもさまざまな形で発信されてきた。それを「今自分が得意なのはパソコンだから、それを教えればよいでしょう」という、「新しい教科」と正しく向き合わない態度が批判されていると考えると、次のカリキュラムでは形を変えて新カリキュラムと正しく向き合おうとしない教員が出てきた場合、それでは困るというメッセージが出てきてしまうのではないか。
さて、新しいカリキュラムの授業を、どう創ろうか。
そういう意味で、「解説」がどのように書かれてくるのかが楽しみだ。