自分で名前解決してみよう
本校のパソコン教室のクライアントに搭載されているOSは,WindowsXPなので,nslookupコマンドが使える.これを使ってDNSでの名前解決を体験してみよう.
- まず,コマンド・プロンプトを起動する.
- プロンプトに, 「nslookup」と入力し,Enter.
すると,既定のサーバが云々とメッセージが流れた後でプロンプトが返ってくる.以下,作業と意味をちょっとまとめてみる.使い方は,ヘルプを見れば大体わかる.ヘルプは,プロンプトに「?」と入力すれば見ることができる.
>set d2
完全なデバッグ情報を表示してくれるようにする.ホストのIPアドレスが分からなくても,手がかりが得られるようになる.
>root
問い合わせるネームサーバをルートネームサーバ(のどれか)に設定する.
>norecurse www.kantei.go.jp
再帰を使わずに,現在設定されているネームサーバを使って首相官邸ウェブサーバのIPアドレスを検索する.
すると, 「www.kantei.go.jp」のIPアドレスは分からないけれど,jpのネームサーバのIPアドレスが数個表示される.その中のひとつ「A.DNS.jp」のIPアドレスは「203.119.1.1」なのだそうだ.だから,今度は問い合わせるネームサーバを
>server 203.119.1.1
して, 「A.DNS.jp」に変更する.そして,
>norecurse www.kantei.go.jp
すると,「kantei.go.jp」ドメインのネームサーバのIPアドレスを知らせてくれる.ラッキー!後は上記と同様の操作で問い合わせるネームサーバを変更し,首相官邸ウェブサーバのIPアドレスを問い合わせると・・・!!
そうか,首相官邸ウェブサーバのIPアドレスは2つあったんだ,アクセスにかかる負荷を分散しているのでしょうかね.
ちなみに,「www.kunaicho.go.jp」も同様の手順で問い合わせていくと,途中で「え!そっち?」みたいなことになって,「www.google.co.jp」に至っては,「げ!うそーん」みたいなことになります.キーボードを打つ文字数は大したことないですし座学で聞いてばかりは退屈でしょうから,実際に生徒に辿ってもらうことにしましょう.