本校でも学年末考査がはじまりました。情報の試験は初日でしたが、生徒は試験勉強が大変だと言って放課後の補習にもパソコン教室で勉強する生徒がちらほら。
今回は穴埋めの記述と問題を中心に、根拠に基づいて結論を導く問題(といっても簡単にしましたけれども)、計算問題などなど出しました。
「語群」や「マーク式」というのは、受け持ち人数が500名とかであればやるところですが、200名程度であればまだまだ大丈夫。やっぱり高校の勉強は「理解できてる?」ということであったり、「自分の言葉で言える?」ということを(生徒からいくら難しいと言われようが)問うべきで、そうであれば記述式でやるのが基本かと思っています。とはいえ、追い詰められて「語群」とかでやったこともありましたけれども。
さて、200枚の答案を採点します。今回はありがたいことに初日でしたので、このテスト期間でやっつけたいと思います。もしも最終日になってしまったら、
最終日:テスト→翌日:卒業式予行(担任は忙しい)→翌々日:卒業式(担任は忙しい)→そのまた翌日:対外試合の引率(答案を持ち出すことなどできませぬ)→そのまた翌日:日曜日(・・・答案持って帰るの?ほんとに?)→月曜日:授業&部活しながら必死で採点→火曜日:授業&部活しながら必死で採点&成績をつける→水曜日:答案返却&成績提出
・・・ハード。とってもハード。
ちなみに、卒業式関係がなかったらガチで授業(あ、下品な言葉を使ってごめんなさい)なので、授業&部活しながら必死に採点する日々になります。
200枚の答案を受け取る教員は、採点にどれくらいの時間を費やすのでしょうか。
1枚1分かかったとして、正味200分。3時間20分ですか。
1枚2分かかったとして、正味400分。6時間40分ですね。
1枚4分かかったとして、正味800分。13時間20分です。
200枚を一気に採点する集中力をもって連続で採点してこの時間かかるのです。連続13時間とかは誰にでもできることではありませんかそうですか。
つまり、記述や論述形式で試験をやると、授業やりながら部活やりながらでは物理的(というか体力的に)に答案返却に間に合わなくなってくるんですよ。役所に居る人にはご理解いただけないと思いますけど。たとえばとある教育庁の職員が「都教委の会議録(1回分)を3日で作れ」(あ、ちょっと簡単だったかしら。ごめんね、こっちも役所のことわからんのよ)と言われたのはいいけれど、午前中別の仕事をさせられて、午後も別の仕事させられて3時から5時30分までサッカーとかバスケとかテニスをさせられて、とかなっちゃったらどうなっちゃうんだろう、とか、3日後に会議録が出てこなかったら「なにやってるんだおまえふざけるな」って叩かれたら、とかそういう世界をリアルに想像できないんだろうなぁ。残業すればいいのはわかってるけど、生徒対応は体力勝負なんだから、体はヘトヘトになるよ、という世界。
でも、PISA型学力だの課題解決型の授業だの言語力を活用する授業だのと、手間のかかる授業および効果測定は要求されるわけです。こっちは取り組むけども、このままだとますます定期考査がきつくなるわけで。今私は32歳ですが、50歳とかになったら学期末や学年末を乗り切れるのだろうか。とても不安ではあります。
でも、体調を崩しちゃったら「体調崩した職員が1名増えた」ということにしかならないし、その結果は
「あなたの健康大丈夫ですか?」という内容のパンフレットが教育庁から届く(これ作ってる暇あったら仕事させる内容を考え直してよ頼むから)
というだけなので、ともかく睡眠は短くとも確保しつつ、成績会議後はマッサージにでもなんにでも行くつもりで消耗戦を乗り切るしかない。
ひとまず採点がんばろう。