君はそのグラフにツッコミを入れられるか?
Posted in メディアとの関わり, 情報の伝達, 情報の表現 on 2月 22nd, 2007 by TASAKI – コメントは受け付けていません。高木浩光@自宅の日記:「昨日もまた捏造棒グラフ NHK「日本の、これから」」と,その直前のエントリで,さまざまな観点からツッコミが入っているけれども,「グラフの縦軸の長さを省略しちゃうと,実際の数字以上に変化してそうな誤解を与えかねないので適切ではない」というツッコミは,PISA調査を知っている人なら,おなじみだろう(PISAの問題ではないけれども,それが意識されていると評価された問題例は,たしか朝日新聞に載っていた.)し,「特定の期間の傾向だけで全体を語るのはおかしい」というツッコミは,たしか「反社会学講座」でも笑いのネタにされていたような気がしますなぁ.
突っ込まれている内容はごもっとも,結構面白くまとめてらしているので一気に読めます.
思いこみを排除して図や画を見るのは至難の業,しかし,「結局,これは何を示しているの?」という視点で眺めてみるだけでも,意外に「これ,フェアじゃないなぁ」とか,「だまそうとしている!」ということに気付いたりするものです.もちろん,慣れもありますけど.
ちなみに,チャートの正しい使い分けについては,ここ2年ほどは軽く授業でも扱っています.チャートで伝えられる情報,そして「立体」の何がいかんのか,という話しなど「誤解を与えてしまう表現」について,話しています.来年はちょっと時間かけられそうなので,統計の話しも交えて,詳しくやってもいいですね.
え?クリティカル?ロジカル?まぁそういう入り方もいいけれども,そんなのを脇において軽く話すだけでも違いますよね.ええ.