2年生 vs 田崎
Posted in 文献調査 on 5月 17th, 2007 by TASAKI – コメントは受け付けていません。えー,今年も2年生情報Aで総合実習がはじまりました.街中にある(校内でもいいけど)表示をみて,不親切だと思うものを改善する,という話(または,表示が無いゆえ不親切,というのもアリ)ですが,今年で3年目.定番の実習になっています.
今,ピクトグラム,広告,ポスター,キャッチコピー,サイン,屋外広告・・・等に関する図書を,学校の図書館・地域の図書館ひっくるめて探しても らっています.最終的に活動の成果を論文にしてもらうので,参考文献に書かれていることに基づき議論を展開できるようになるのが目標.出来た生徒は取り上 げた表示の改善案を考えます.
ここで,去年とは違うコミュニケーションができました.
2時間連続なので,時間をめいっぱいかけて文献研究ができます.すると,改善案を考えている生徒は,
あ,このあたりをもうちょっと調べなくては説得力に欠ける!
と言い出す生徒が出てきました.問題発見というやつですね.すばらしい.去年は週1時間だったので,気付く生徒が居ても指導をする余裕はなかったの ですが,今回発見した新たな問題を解決した方が,先に進んだときによりよい議論ができるよね,という話をすることができました.
文献については,原則生徒が選ぶことになっています.どの分野の文献を探せばよいのかは,私が生徒のテーマをみながらアドバイスしています.2時間 連続の授業になって,そういった生徒からの問い合わせに出来る限り多く対応することができました.「教員や親,知っている人も有用な情報源である」と教え たことがきちんと活かされているなぁ,などということを実感したのは,初めてかもしれませんね.週1時間ですと,そこまで考えるゆとりが無いので,こなす ことに一生懸命だったような気がします.
あと,「2時間ずっと本読んでた.したら,わかってきた.この時間で終わらせると決めたから,集中した」という生徒のまとめを見て,びっくり,色 彩,情報の表現など,取り上げた表示を分析した要素のひとつひとつに対して,理論的な裏付けがしっかりとれている.2時間本を集中して読む.それが,授業 時間内でできて,生徒は成果を挙げられる.2時間連続の威力を感じますね.
そんなこんなで,2時間めいっぱい使っての40対1のゼミナール状態.6月半ばまでしばらく続きます.